【公開】自由記述書と留学計画書の書き方【トビタテ1次】

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【留学】トビタテ!留学JAPAN をざっくりと解説【トビタテ?】

11月 6, 2018

1次(書類)審査のポイント

【トビタテ】書類審査のポイントについて【1次】

11月 6, 2018

1次審査での提出書類

前回の記事でまとめたものを再掲します。

オンライン提出書類

  • 留学計画のタイトル(65字以内)と目的・概要(1000文字以内)
  • 期待できる学修・実践活動の成果の活用(500文字以内)
  • 学修の成果及びその測定方法(400文字以内)
  • 留学計画の実現のための取組(500文字以内)

自由記述書(A4 2枚)

  • 留学によってどんな自分になりたいのか
  • 困難を克服した経験
  • トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに対して自身が貢献できること
  • その他アピールポイント

(※自由記述書はA4 2枚のうち、文字数やレイアウトに特に指定なし。)

応募者の留学計画や熱意に関係してくるのはこれらの項目なので、何度も書き直して推敲し、他の人が読んでも理解のできる文章に仕上げなければなりません!

【公開】留学計画のタイトルと目的・概要

ここでは、僕が実際に提出した留学計画を参考にしながら、その対策と僕が意識したことについて述べていきます。

留学計画のタイトル(65字以内)

人々が豊かに暮らす国デンマークで人間のための都市・建築と「シェアの思想」を学ぶ(39文字)

留学計画の目的と概要(1000字以内)

デンマークにおける豊かな暮らしとは何に基づいているのか。私は特に「シェアの思想」に着目している。デンマークの人々は“所有”という概念が薄く、みんなのものをみんなでシェアしているという感覚があるように思われる。その感覚は都市構造や建築にも表れていて、都市の中に敷地境界線がないなど、デンマークの都市はみんなのものであり、都市を構成する1つ1つの建築も同様に住民全員のものとして、みんなで一つの街=家に暮らしている。私はいま()に所属し、これからの東京の都市と建築における暮らし方に関する研究を行なっている。江戸時代にもシェアの思想は存在し、都市に住まう人々は長屋や路地などの都市空間を巧みに共有しながら豊かな生活を行っていた。明治維新以降このような在り方は徐々に希薄化していくものの、最近では再びシェアハウスが注目されていることからも、シェアをする住まい方というのは、これからの東京での暮らしにおいて、人々が豊かな生活をしていくために必要不可欠であると考えている。デンマークで実際に生活し、その豊かな暮らしや社会制度を体感することに加え、都市構造や建築の実測、図面化・スケッチ等のフィールドワークを通して、空間の構成や利用といった視点からシェアの思想を学ぶことで、未来の東京における都市・建築での暮らし方に応用し、具体的な社会実装に向けた提案と設計を行うための知見を得ることができるのではないだろうか。そのための受入先として、ホルベック芸術ホイスコーレを選び、入学許可を得ることができた。ホイスコーレはデンマーク発祥の教育機関であり、先生と生徒が共に住まいながら、対話をすることを重要視した教育が行われている。対話をすることで、自分と他者の意見を統合しシェアしていく方法を学ぶ。そのなかでも、ホルベック芸術ホイスコーレは建築デザインだけに限らず、映像や絵画、陶芸、家具などのデザインに関するあらゆることを学ぶことができ、それらを統合した一つのデザインとして学ぶことのできるデンマーク唯一の学校である。この場所での共同生活と他者との対話、あらゆるデザインの統合を通して、デンマークに根付くシェアの思想を学び日本に持ち帰り、()の一員として、未来の東京に住まう人々が豊かな生活を送るための都市と建築を実社会に提案するための示唆を得ることが私の留学の目的である。(997文字)

留学計画の書き方・ポイント

  1. 他の人が読んでもすぐに理解できるような文章を書く。
  2. 専門用語を少なくすること。
  3. 同じキーワードで留学テーマを明確にし印象づける。
  4. これからの日本にどう還元するか。
  5. 実現可能性について述べること。

1.と2.については、審査員が数多くの応募者の文章を読むことと、必ずしも自分の専門分野と同じ人が読むわけではないということを考慮しています。

なので、留学計画書が書けたら、とにかく周囲の人たち(友人、家族、恋人、先生…)に読んでもらって、分かりにくいところはないか。専門用語を極力避け、簡潔に述べているか。などの視点から推敲する作業が大切です。

僕は、本当に文章を書くのが苦手なので、大学の国際交流課の職員さんに添削してもらいつつ、同じ研究室の友人や彼女に読んでもらい、分かりにくいところ、間違ったところを何度も直していました。(およそ、1ヶ月くらいかかりました…。)

3.については、もう読んでいただくと分かるように、同じキーワードを何度も登場させています。留学計画を読む人に対して、私の留学のキーワードとテーマは「シェアの思想」です。ということをアピールしています。

4.と5.については、前回の記事でも述べたように、トビタテの1次審査の審査基準は明記されているので、どのようにして日本に還元していくのか。受け入れ許可が出ているのならそのことも述べましょう。

【公開】自由記述書(A4 2枚)

僕が実際に提出した2枚の自由記述書も公開します。

(都合により画像の一部を、消しています。)

 

 

自由記述書の書き方・ポイント

  1. 留学によってどんな自分になりたいのか
  2. 困難を克服した経験
  3. トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに対して自身が貢献できること
  4. その他アピールポイント

この指定された4項目を上手にレイアウトしつつA4 2枚にまとめなければなりません。

しかし、自由記述書は他の提出書類とは異なり、図やイラストが使えます!

僕の自由記述書では、「1.留学によってどんな自分になりたいのか」についてはフローチャート図を作り、留学前、帰国後、その後において、留学経験をどのように活かしていくのかについて図で示しています。また、「4.アピールポイント」では自分のやってきたことと留学計画が上手にマッチングするように図や写真を配置しました。

何度も言いますが、審査員は数多くの応募者の書類に目を通すので、一瞬見て分かるようなフローチャート図やイラスト、写真を効果的に入れていくことが重要だと思います。

自由記述書とありますが、最もその応募者の個性や性格が出る書類になるので、手を抜かないようにしましょう。

書類の作り方は、自分の使いやすいものを使いましょう。手描きでもいいですし、PCをつかってもいいと思います。

僕は、建築学科でプレゼン資料を作る機会も多かったので、Adobe社のIllustratorという使い慣れたソフトを使用して作成しました。

見やすい資料を作りたい方はトライしてみてもいいかもしれません。操作も慣れてしまえば簡単です。

まとめ

  1. 他の人が読んでもすぐに理解できるような文章・資料を作る。
  2. 専門用語を少なくする。
  3. 同じキーワードで留学テーマを印象づける。
  4. これからの日本にどう還元していくかを述べる。
  5. 留学の実現可能性について述べること。
  6. 自由記述書は文章を図で示そう。
  7. 出来た書類は何度も読んでもらい、添削して完成度をあげる。

7.が自信を持ってできれば、1次審査は容易だと思います。そのためには提出期限を逆算して、時間に余裕を持って書類作成に取り組むことをおすすめします!

次回は、2次審査についてまとめていきたいと思います。

【トビタテ】2次審査のポイント【面接?グルディス?】

11月 7, 2018

4 件のコメント

  • トビタテの記事を拝見しました。一点伺いたいのですが、トビタテの実践活動は何をされましたか?

    • 伊藤様

      コメントありがとうございます。
      トビタテの実践活動ですが、応募時には2点明記しました。

      ・現地での実測(実際に距離や幅を測る、写真撮影)と資料収集
      ・実際に住んでみることからの気づき

      この2点を主な実践活動として申請しました。

  • すみません。一つ質問です。
    トビタテの自由記述のファイルを提出しようと思い、ファイルを選択したら

    入力エラーになり(自由記述、受け入れ許可書等ファイル、拡張子がPDFではありません。
    と出てきたのですが、何が問題なのでしょうか。

    • こんきち さま
      ファイルの保存形式が.pdfになっているか確認してください。(提出書類のファイル名が、自分の付けたファイル名.pdfになれば大丈夫です。)

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    おしお

    現在、デンマーク留学中の、建築を学んでいる大学院生(意匠系)。 都内ではピストバイクを使って移動しているので、デンマークの都市計画(自転車政策)について関心を持っています。 このブログでは、トビタテ!留学JAPAN,デンマーク留学,フォルケホイスコーレ,建築,国内・海外旅行,ピストバイクに関する情報をみなさんに共有します!