目次
はじめに
僕がデンマークに来て、早くも3ヶ月が経過しました。デンマークで暮らしてみると、日本との生活スタイルの違いに驚くこともあり、新鮮で刺激的な毎日を過ごしています。
今回の記事では、デンマークとはそもそもどんな国なのか…
- 日本との時差は…?
- 北欧の物価って高いと聞くけど、実際にはどうなの…?
- 水道水は飲めるの…?
- 食事はどんなものを食べているの?
- 気候や天気はどのような感じなの?
などなどの、生活に関する情報をまとめたいと思います。
デンマークに留学やワーホリで行くことを考えている方、旅行で訪れるという方に向けて、デンマークでの生活に関するあれこれをまとめてみました。
デンマークの基本情報
デンマークの場所・位置
デンマーク(正式名称:デンマーク王国)は、北欧と呼ばれる国々の中で最も南に位置する国で、ヨーロッパ諸国と陸続きの「ユラン半島」と443の島で構成されている国です。
デンマークの人々と出身の話題になると、彼らは国を3つの地域に分類しているようです。
- ユラン半島(ユトランド半島) → Big Island
- フュン島 → Middle Part
- シェラン島 → Copenhagen
ユラン半島は、南はドイツと接しており、第二の都市「オーフス」や、レゴ発祥の街「ビルン」があります。
フュン島は、第三の都市「オーデンセ」があり、「オーデンセ」は童話作家のアンデルセンが生まれた地でもあります・
シェラン島には、首都「コペンハーゲン」があり、隣国のスウェーデンとは大きな橋で繋がっています。
- 国土面積は、4万3098(㎢) (北海道のおよそ半分。)
- 人口は、577万人 (北海道の人口とほぼ同じ。)
- 人口密度は、133.5(人/㎢) (日本は、332.7 人/㎢)

デンマークの通貨
デンマークの通貨は、DKK(デンマーク・クローネ)ですが、kr(クローネ)と表記されることが多いです。
1krを円に換算すると、約17円(2018/11現在)
1,2,5,10,20 krの硬貨と、50,100,200,500,1000 krの紙幣、そして補助通貨の50 ore(オーレ)の硬貨が流通しています。(100オーレ=1クローネ)
しかし、デンマークはキャッシュレス化が進んでいて、金銭のやり取りは、クレジットカードもしくは「mobilepay」というアプリで行われているので、デンマークに来られる方は、クレジットカードさえあれば、生活はできてしまうと思います。

この「mobilepay」というアプリは、デンマークに銀行口座を所有していないと使うことができません。デンマークの人たちは、お店での会計や友人とのお金のやり取りの全てを「mobilepay」というアプリで行っています。
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日本との時差
日本との時差は、8時間(サマータイム期間は、7時間)です。
日本の時間から8時間(7時間)戻すと、デンマークの時間になります。

デンマークでの夜寝る時間が、日本での朝起きる時間と覚えると簡単かもしれません!
デンマークでの生活情報
デンマークの水道水は飲めるのか?
基本的に、水道水は飲めます!
ただ日本の軟水とは異なり、ミネラル成分を多く含んだ硬水に分類されるので、お腹のゆるい方は、スーパーやコンビニなどでペットボトルの水を購入して飲んだ方が良いかもしれません。
石灰成分を多く含んでいるので、コーヒーや紅茶の表面に薄い膜のようなものがすぐにできたり、石灰成分が結晶化し、湯沸かしポットの中が白くなったりします。

僕は、寮で生活をしているのですが、こちらに来たばかりのときは、共用の湯沸かしポットの白くなっている部分を、汚れだと勘違いして一生懸命に洗った記憶があります。
Wifiは繋がるのか?
デンマークは、日本・東京よりもはるかに無料の公共Wifiの数が多くて驚きました。
基本的にどこでも、パスワードのかかっていない無料のWifiが整備されているので、現地のSIMを持っていない観光客の方でも、Wifiを使用することができます。
(※パスワードがかかっていないので、セキュリティには問題があるかもしれません。)
物価は実際にはどうなのか?
物価としては、外食をするのであれば、日本の価格の2倍だと考えていれば良いと思います。
どこのお店で外食しても、1食の値段が1500円〜2500円くらいします。
- マクドナルドでセットを頼むと約1500円。
- カフェで頼むカフェラテ1杯が、約700円。
- コペンハーゲンでラーメン1杯が、約2000円。
しかし、スーパーで買う食材に関しては、日本とほぼ変わりません。
- ポテトチップス1袋が、約150円〜300円
- 惣菜パン1個が、約170円〜250円
- 6缶セットのジュースが、約700円。

物価が高いといっても外食の値段が高いくらいで、スーパーなどで食材を購入し自炊をすれば生活費を安く抑えることができると思います。
コペンハーゲンで住む場所を借りるとすると、6000DKK(約10万2000円)が相場のようなので、東京で生活するよりも居住費は高いです。
食事はどんなものを食べているのか?
朝食は、黒いライ麦パン(黒パン)やオートミールが主な朝食です。スクランブルエッグやハム、チーズも食べます。
昼食は、スモーブローと呼ばれるサンドイッチが主流です。
夕食は、黒パンを食べたり、パスタを食べたり、フリカデラ(大きなミートボール)を食べたり、フレスケタイという豚の丸焼きを食べたりします。キッシュやオムレツのような卵料理も食べます。
気候や天気はどんな感じなのか?
山がないので、雲の動くスピードも早くて、天気の移り変わりが激しいという印象です。
雨が降っていたと思えばいきなり晴れて、雹が降って、また晴れて、そして雨が降るということが、1時間の間にあったこともあります。
夏は、湿度が低く涼しいです。日陰に行くと寒いと感じる時もあります。
冬は、10月中旬以降から一気に冷たくなり、11月末現在は、日本の1月と同じような印象です。

デンマークの夏は、日の沈むのが20時くらいなので、夕ご飯を食べてからお出かけすることができて得だなあと感じました。しかし、今の時期は16時前には日が沈んでしまうので、1日1日の生活がすぐに終わってしまう感じがします。
まとめ
デンマークでの生活に関する情報を、思いつく限りでまとめてみました。
この記事が、留学・ワーホリ・旅行などでデンマークに来られる方の参考になると嬉しいです。
デンマークには山がないので、遠くの景色まで見渡すことができます。周囲の景色を見るたびに平らだなあと感じ、そしてその景色の壮観さにいつも感動しています。