【東京】自転車で通勤・通学するメリット・デメリット【経験談】

はじめに

 

僕はいま留学中ですが、東京に住んでいるときの基本的な移動手段は自転車です。自転車の中でも、ピストバイクという、ギア変速なしの固定ギア(一輪車みたいに、タイヤとペダルが連動しているギアのこと。)の自転車に乗っています。

東京でピストバイクに乗るメリットもあるのですが、今回は、東京を自転車で移動している僕が感じる、自転車通勤・通学のメリット・デメリットについてまとめたいと思います。

自宅から通勤・通学場所まで10km圏内なら、自転車に乗ることを考えてもいいかもしれません。

 

(※自転車は、自転 “車” という名のとおり、車の一種だと僕は考えているので、基本的には車道を走るものであり、車の信号機に従うものだと思います。日本・東京は、道路整備も交通ルールも、そして自転車マナーも曖昧なので、自転車に乗る人は、どういう考えで何を守るのかという意識を持ってほしいなあって、ちょっぴり思っています。)

 

自転車で通勤・通学するメリット

毎日のちょっとした運動になる。

 

自転車通勤・通学の一番のメリットはこれだと思います。

朝起きて自転車に乗り、適度な運動をこなすことによって、学校やアルバイト先に着く頃には頭も身体もスイッチが入り、かなり気持ちよくスタートできます。自転車に乗ることで、年間を通して適度な汗をかくこともできます。

 

僕の留学先のデンマークでは、国民の半分以上が自転車通勤・通学をしているのですが、自転車通勤・通学によって肥満の人が減り、健康的な人が増えることによって、結果的にGDPが上昇したというレポートもあります。

 

ちょっとした寄り道・回り道ができる。

 

これは自転車で移動していて、楽しいことの一つです。

東京は、小さな路地がたくさんあるので、今日はこっちから行ってみようとか、この道はどことなく雰囲気が良さげだから行ってみようとか、軽い気持ちで寄り道・回り道ができます。

 

ありふれた日常生活のなかで、こういった楽しみがあることって幸せだなあと僕は思います。

寄り道・回り道した先に、美味しいパン屋さんとかケーキ屋さんとか、知る人ぞ知る地域の食堂とか、意外とあるんですよね…。

 

東京の道路(通り)に詳しくなれる

 

これは、東京で自動車を運転しているときに気づきました。

「目白通り」とか「不忍通り」とか「白山通り」とか、この通りはここと繋がっているから、こっち方面に行けばいいんだなとか、ナビなしでも東京を運転できるようになります。(生まれが東京ではない人からしたら、ちょっと嬉しいスキルです。)

あとタクシーに乗った時に、行きたい場所を伝えたり、近道をしてほしいときにも役立ちます。

 

時間に余裕ができる

 

(これは個人的な話になってしまうのかもしれませんが、)自転車通勤・通学をしていると、電車やバスに時刻通り運ばれるという感覚よりも、自分の足だけで移動しているという感覚になるので、ちょっと早めにゆとりを持って出発しておこうって気持ちが生まれます。(たぶん、遅刻したとしても自己責任だという認識が強くなるからかもしれません。)

なので結果的に、予定よりも早く着きすぎてしまうことが多く、時間に余裕が生まれます。

 

満員電車に乗らなくていい

 

朝と終電間際の満員電車って、本当になくなれば良いなあと思います。雰囲気も空気も悪い電車内に、ぎゅうぎゅう詰めになって通勤・通学するってかなりストレスフルなことだと思います。

東京郊外に住んで、1時間半かけて通勤・通学しないといけないこの状況(都市計画の問題、住宅の問題、働き方の問題)を、将来的にはなんとかしたいという思いがあるのですが、現状は満員電車に乗らないという方法しかないです。

なので、自転車通勤・通学にすると、満員電車に乗らなくてよくなります。

 

自転車で通勤・通学するデメリット

事故に合う・引き起こす可能性が高まる

 

自転 “車” に乗っている限り仕方がないことですが、自転車通勤・通学にすることによって事故に合う・引き起こす可能性はあります。

自転車に乗って通勤・通学していると、自動車の運転者から毛嫌いされてるなあってよく感じます。歩行者と自動車の間の曖昧な存在なので、何も危険なことをしていないのにクラクションを鳴らされたり、わざと幅寄せをしてくる悪い人もたまにいます。

車道の左側を走っていても、路上駐車の車を避けるために右側に出ないといけない場合もありますし、側溝の細い溝や滑りやすいマンホールの蓋などの危険箇所もあったりします。

また、自転車は歩道を走っても良いことにはなっていますが、「歩道の右側を徐行して」です。

この徐行の意味が分からないで、歩道を爆走する自転車も東京だと良く見かけます。あたかもゲームのように人を避けながら運転する人や、ベルを鳴らして歩行者を威嚇しながら運転する人。歩道を走行すると事故を起こしてしまう可能性があります。

 


 

でもこれらは、日本・東京の自転車専用道の整備と、自転車に乗る人のマナーや意識によってだいぶ改善されるんじゃないかなって考えます。

なので、東京で自転車通勤・通学する場合は、ヘルメットを必ず着用して、やむをえず歩道を走る時は、歩道の右側を徐行運転で、自分の身は自分で守りましょう。

 

 

(自転車大国であるオランダやデンマークだと、自動車専用道がしっかりと整備されているので、ヘルメットの着用率が低いというニュースもありました。良いのか悪いのか…。)

 

自転車を(安全に)停める場所が少ない

 

東京は(無料で安全に停められる)駐輪場が少ないです。

基本的に、路上駐車は区の条例で禁止されているので、頑丈な鍵をつけていても、回収業者の人にこじ開けられて持っていかれて罰金を支払うことになります。

自転車を安全に停めるには、有料の駐輪場しかありません。東京で自転車に乗っている限り仕方がないことかもしれませんが、もう少し自転車通勤・通学者のための駐輪場が整備されると良いなって個人的には思います。

 

東京は、坂道が多い

 

東京は坂道が多いので、自転車に乗っているとその起伏を感じることができます。登るのが辛い坂もありますが、僕が登れなかったのは、飯田橋方面から目白方面に登る坂だけです。

でも登ったあとは、気持ちのいい下り坂があるので、頑張るしかないです。

 

天候の変化を受ける

 

電車やバスでの通勤・通学だと、天候は関係ありませんが、自転車通勤・通学は天候の変化を受けます。仕方ないです、その場合は諦めて電車を使いましょう。

雪や雨の中自転車に乗ると、視界が悪く滑りやすいので、事故にあう危険性が高まります。

 

まとめ

 

僕の自転車通勤・通学の経験談から、そのメリットとデメリットをまとめてみました。

東京は、オランダやデンマークとほぼ同じくらい、自転車に乗る人の数は多いのですが、自転車専用道やそのルール整備はとても遅れていると感じます。

もう少し自転車専用道やルール整備が進むと、もっと自転車に乗りやすい都市になるはずですが、現状だと、メリットもデメリットもあるので、どちらが良いとは言えません。

それでも、この記事をきっかけに、自転車通勤・通学について検討してくれる人がいると嬉しいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

おしお

現在、デンマーク留学中の、建築を学んでいる大学院生(意匠系)。 都内ではピストバイクを使って移動しているので、デンマークの都市計画(自転車政策)について関心を持っています。 このブログでは、トビタテ!留学JAPAN,デンマーク留学,フォルケホイスコーレ,建築,国内・海外旅行,ピストバイクに関する情報をみなさんに共有します!